こんな動画つくってみませんか??
DaVinci Resolveで動画編集を始めてみたいけれど、何から手をつければいいかわからない…という方も多いのではないでしょうか?この記事では、DaVinci Resolveを使ってショート動画を作るための基本操作を網羅的に解説します。編集ソフトが初めての方でも、この記事を読みながら一緒に手を動かしていけば、10分程度で簡単な動画を仕上げられるようになります!
DaVinci Resolveとは?
DaVinci Resolveは、プロフェッショナルも愛用する無料の動画編集ソフトです。特に以下のポイントが大きな魅力です。
- 完全無料で利用可能:多機能でありながら基本機能は無料で使えます。
- 直感的な操作性:操作画面はわかりやすく、初めての方でも順序を追って進めやすい設計です。
- 豊富な機能:カラーグレーディング、VFX(視覚効果)、オーディオ編集なども可能。
まずは、基本的な編集機能を使って簡単なショート動画を作りましょう!
DaVinci Resolveの初期設定とインストール
最初に、DaVinci Resolveのダウンロードと初期設定を行います。
- 公式サイトからインストール
Blackmagic Design公式サイトよりDaVinci Resolveを無料でダウンロードしてインストールします。 - 初期設定
起動後、まずはプロジェクト設定を行いましょう。解像度やフレームレートなどの設定をショート動画向けに設定します。- 解像度:1920×1080(フルHD)が一般的です。
- フレームレート:24または30fps(frames per second)を選択します。滑らかな動画には30fpsが適しています。
これで準備が整いました。次に新規プロジェクトを作成して、実際に編集を開始していきます。
DaVinci Resolveで新規プロジェクトの作成
- 新しいプロジェクトを作成
DaVinci Resolveを開き、画面右下の「新規プロジェクト」をクリックし、プロジェクト名を入力して「作成」ボタンを押します。 - エディットページへ移動
DaVinci Resolveは7つのページに分かれていますが、基本的な動画編集は「エディットページ」で行います。画面左のアイコンからエディットページに移動します。
ショート動画向けのプロジェクト設定
横長の動画用の設定から、ショート動画に適した縦長の設定へ変更しましょう。
- プロジェクト設定の確認
画面右下の歯車アイコンをクリックし、プロジェクト設定を開きます。- 縦長の解像度:1080×1920(縦型)に設定します。
- フレームレート:ショート動画には24または30fpsを選択。
設定が終わったら「保存」をクリックし、次のステップへ進みます。
素材の取り込みと配置
動画編集では、素材の取り込みと配置が基本です。
- メディアの取り込み
左上の「メディアプール」に、使いたい素材(動画や画像、BGM、効果音など)をドラッグ&ドロップします。 - タイムラインの作成
メディアプールを右クリックして「新規タイムラインを作成」を選択します。これで編集を行うためのタイムラインが作成されます。 - タイムラインへの素材配置
素材ファイルをタイムラインにドラッグ&ドロップして配置します。配置順を変えたり、長さを調整することで、動画の構成を簡単に調整できます。
基本的な編集操作
動画をより見やすくするために、いくつかの基本的な編集を行います。
クリップの分割・カット
- カミソリツールの使用
タイムライン上部の「カミソリ」アイコンをクリックすると、クリップの分割が可能です。必要のない部分をカットしましょう。 - 不要な部分の削除
分割後、削除したいクリップを選択し、キーボードの「Delete」キーで削除します。
詳しく知りたい方は、下記から。
【40代から始めるDavinci Resolve】カットページの基本構成と使い方
テロップ(字幕)を追加する
- エフェクトタブから「テキスト」追加
エディットページの「エフェクト」タブをクリックし、「テキスト」をタイムラインにドラッグ&ドロップします。 - テキストの内容・スタイル調整
インスペクターでテキスト内容を入力し、フォント、サイズ、カラーなどを設定します。位置もドラッグで簡単に調整できます。
詳しく知りたい方は、下記から。
【40代から始めるDavinci Resolve】テロップの作り方(TEXT+の使い方)
効果音・BGMの追加と音量調整
- 効果音やBGMの取り込み
メディアプールにBGMや効果音のファイルを追加し、タイムラインに配置します。 - 音量の調整
タイムラインのクリップを選択し、「インスペクター」の「オーディオ」タブで音量を調整。音声クリップを配置する場合は、BGMの音量を低めに設定しましょう。
詳しく知りたい方は、下記から。
【40代から始めるDavinci Resolve】クリップ(動画素材、音声、SE etc..)のインポートと整理
書き出し設定
編集が完了したら、書き出しを行って動画ファイルにします。
- クイックエクスポート
画面左上の「ファイル」メニューから「クイックエクスポート」を選択し、書き出し形式「H.264」を確認したら「書き出し」ボタンをクリックします。 - ファイル名と保存場所の指定
ファイル名と保存場所を指定し、書き出しを開始します。これで編集した動画がファイルとして保存されます。
DaVinci Resolveでスムーズに動画編集を始めるために
ここまで、DaVinci Resolveでの基本的な編集手順を紹介しました。以下に手順をまとめます。
手順 | 操作内容 |
---|---|
インストール | DaVinci Resolveをダウンロードし、基本設定を行う |
プロジェクト作成 | 新規プロジェクトを作成し、エディットページで編集を始める |
素材の取り込み | メディアプールに動画やBGMなどを追加 |
編集操作 | タイムライン上でクリップを配置、分割・カット、テロップやBGMを追加 |
書き出し | クイックエクスポートでH.264形式の動画ファイルとして保存 |
DaVinci Resolveは、シンプルな操作でありながらプロレベルの編集が可能な強力なツールです。初めてでも、まずは基本のステップを覚えることで、思い通りのショート動画が作成できます。もっと深く学びたい方は、DaVinci Resolveのトレーニング講座やニュースレターに登録し、さらなるテクニックを習得していくのもおすすめです。
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